久留米大学医学部麻酔学教室
ペインクリニック

ペインクリニック外来

 主に“痛み”に関しての治療を行います。
頭痛から帯状疱疹後神経痛、三叉神経痛、椎間板ヘルニアなど様々な疾患に対して“神経ブロック”という方法がよく使われています。
 痛み以外にも、顔面神経麻痺、多汗症なども治療を行っています。
 神経ブロック療法を主体に、薬物療法、手術などを行います。

手術療法は主に

  1. 多汗症に対する胸腔鏡下交感神経焼灼術
  2. 難治性腰下肢痛に対するエピドラスコピー
  3. 脊椎圧迫骨折に対する椎体セメント注入療法
  4. 難治性疼痛や循環不全(閉塞性動脈硬化症やレイノー症候群)に対する脊髄刺激電極の挿入と植込み術
  5. 癌性疼痛に対する脊髄くも膜下カテーテル挿入およびポート植え込み術

                     などがあります。

術前紹介、周術期管理

久留米大学病院で手術を受ける予定の方に対して、手術前や周術期に対する相談を受けます。

無痛分娩

お産の@苦しい痛み、A不安、Bストレス、C疲労を無理なく緩和します。

痛くない分娩

 古くから行われている“ラマーズ法”は妊娠中から呼吸法の訓練を行うことで“楽にお産”を行う精神予防性の和痛分娩法です。
 当大学での分娩麻酔法は欧米諸国で広く行われている硬膜外麻酔と脊椎麻酔を組み合わせることによって、主に下半身に麻酔を行い、分娩の痛みを取り除くというような方法です。もちろん下半身の麻酔ですから意識もはっきりしていますし、麻酔の調節を行い、自分で“いきむ”ことによって出産することも可能です。また、生まれたばかりの“赤ちゃん”を自分で抱き上げることもできます。

下半身の麻酔による分娩麻酔の特徴

  1. 陣痛の痛みが1/10〜3/10程度に軽くなります。
  2. 筋肉の緊張がとけるため、産道が柔らかくなり、お産が進みやすくなります。
  3. 過度の痛みを長時間受けることがありませんので、ストレスが軽減でき、母子共に体力の消耗を防ぐことができます。
  4. 自然分娩と同様に“いきむ”ことができ、赤ちゃん誕生の喜びを得ることができます。
  5. 会陰切開縫合時の痛みも少なくなります。
  6. 血圧や心拍数の異常な増加も麻酔により調節することができます。
  7. 分娩監視装置でお産の初めから終わりまで、母子の状態を把握することができます。

 
 ほとんどの妊婦さんに、この方法を行うことができます。
 より安全な出産を迎えるために“分娩麻酔”が最適な妊婦さんもいらっしゃいます。例えば、過度のストレスを受けてはいけない心臓病の方、妊娠高血圧症候群の方、うまくお産の進まない(軟産道強靱症)の方、痛みや不安に耐えることのできない方、などです。
 逆に、血液の固まりにくい方、以前に帝王切開を受けられた方などはこの方法が行えませんので、ご了承下さい。

麻酔方法(分娩麻酔詳しい方法はこちらから)

局所麻酔薬アレルギーに対する相談

 必要な場合、麻酔科外来にてアレルギーのテストを行っています。