久留米大学内分泌代謝内科
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久留米大学は2008年、創立80周年を迎えます

外来医長より

外来医長 中山ひとみ

○内分泌代謝疾患とは:
代謝疾患には糖尿病、脂質異常症、肥満症、高尿酸血症s、メタボリックシンドロームなどが含まれます。内分泌疾患としては、下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎などの疾患を中心に診療を行っています。
○診療体制:
当科の外来診療は、総合診療棟2階の内科総合外来で行っています。初診の方の待ち時間対策として、月曜から金曜の午前中に新患専用外来を設けています。また、当科では病診連携を推進しています。初めて受診される方は、できるだけ紹介状を持って、午前中早めに来院してください。
○糖尿病の診療:
2006年厚生労働省の報告では、糖尿病が強く疑われる人は820万人、糖尿病の可能性を否定できない人を合わせると1870万人に達し、今日ではさらに増加していると推定されます。糖尿病は自覚症状がない時期から治療を始めることが大切です。血糖値が高いといわれた方や、急に体重が減ったり,尿量が増えたりした方は、早めに検査を受けてください。
糖尿病の方は、まず管理栄養士の食事指導を受けて頂き、一人ひとりにあった正しい食事療法を覚えて頂きます。腎臓や心臓などの合併症がなければ、運動療法も積極的に行なってもらいます。糖尿病の薬も、飲み薬やインスリン注射の種類が増え、糖尿病の状態にもっとも適した治療が選べるようになりました。
当科には1型糖尿病の方も大勢通っておられます。もし、通常のインスリン注射で血糖値が安定しない場合は、携帯型インスリンポンプを用いた持続皮下インスリン注入療法(CSII)をもちいて血糖コントロールを改善し、低血糖を減らすようにしています。
○甲状腺疾患の診療:
バセドウ病,慢性甲状腺炎(橋本病),甲状腺腫瘍などの検査と治療を行っています。バセドウ病はほとんどの場合内服薬で改善しますが、効果が不十分であったり副作用が出る場合は、手術やアイソトープによる治療を行ないます。眼球が突出したり二重にものが見えたりするバセドウ眼症に対しては、ステロイドパルス治療や放射線治療が有効です。
○内分泌疾患の診療:
下垂体、副腎などの病気について診断と治療を行います。成人の成長ホルモン分泌不全症に対する補充療法や、低ゴナドトロピン性男子性腺機能低下症に対するhCG製剤の自己注射が可能となり、先端巨大症に対してはサンドスタチン-LAR製剤が導入されるなど、治療の選択肢が広がってきました。

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