久留米大学内分泌代謝内科
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久留米大学は2008年、創立80周年を迎えます

医局長より

 

 

医局長 賀来寛雄

今後さらに必要となってくる内分泌代謝内科医

当教室は、今話題のメタボリックシンドロームなどの生活習慣病や内分泌代謝疾患を対象に診療を行っています。

まず生活習慣病・代謝疾患においては、遺伝的背景とホルモン異常に生活習慣が絡んで発症する糖尿病・高血圧症・高脂血症・肥満症などがあります。これらの生活習慣病・代謝疾患の発症機序や、さらに合併症である動脈硬化の進展因子に対して遺伝子レベルから解析を行い、最新医学を日常診療へ応用することを目指しています。

内分泌部門においては、症例の多い甲状腺疾患の診療が主体ですが、全身の内分泌機能異常から発症するさまざまな内分泌疾患を診療します。近年、下垂体・甲状腺・副腎などの古典的な内分泌臓器だけでなく、脳・心臓・血管・肝臓・消化管・腎臓・脂肪組織・骨格筋など、全身のあらゆる臓器が生理活性物質を産生していることが解明されつつあります。これらは複雑に代謝疾患やさまざまな病態に関与しています。したがって、内分泌代謝内科とは、全身の病態をすべて理解することにつながる内科学です。

入院診療では個々の市中病院ではほとんど遭遇することのない、専門医の知見が必要となる重症の症例や稀な疾患の症例を経験する機会が多くあります。また外来診療では糖尿病や甲状腺疾患など内分泌代謝疾患の症例数が激増しています。

この状況において内分泌代謝内科領域の専門医を一人でも多く育成し、医療連携により地域医療に貢献することが当科の目標です。


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