教育

医学部教育

医学・医療のレベルは所属する社会と密接に関連し、人間生活を取り巻く種々の社会環境要因は、人々の健康に直接あるいは間接的に影響を与えます。

教科「医学・医療と社会」では、個人や集団の健康を保持・増進させ、疾病を予防する視点から、医学・医療がどのように社会と関連しているかについて学びます。

医師法(第1条)にある「医療と保健指導を司ることによって、公衆衛生の向上と増進に寄与し、国民の健康的な生活を確保する」を地域医療の場で実践できる医師の養成を目標とします。将来、パブリックヘルスマインド(Public Health mind)を有する医師、つまり家庭や地域、社会の中で個人(患者さん)だけでなく集団の健康を考えることができるような医師になってもらうために必要な講義・実習を学生に提供していきたいと考えます。