教育
医学部教育
社会医学実習
この「教育ユニット」で何を学ぶか
第1学年、第3学年で経験したPBLテュートリアルを応用した実習形式により、医学・医療と社会に関する課題に対して、自ら積極的に問題解決に取り組む姿勢と態度を身につける。
テーマ研究、産業医学実習、疫学実習を通して環境指標の測定方法及び疫学指標の意味や算出方法を理解し、実際に応用できるスキルを身につける。
教育目標
1.テーマ研究
7人前後のグループで、自ら選択した医学・医療と社会に関するホットな課題について協力してテーマ研究を行う。問題解決のための資料を収集し、分析・整理の作業を通して、問題解決・プレゼンテーション及び論文形式のレポート作成のスキルを身につける。
2.産業医学実習
代表的な室内環境測定の手技を身につけ、産業疲労の評価指標を理解する。これらを通して産業医として職場巡視を行う基本的スキルを習得する。
3.疫学実習
講義で学習した疫学の基本的な考え方を通して疫学指標の意味や計算方法を個々の学生が実習を通して理解する。
評価方法
- テーマ研究:発表評価(グループ)、レポート評価(グループ)
- 産業医学実習:レポート評価(個人別)
- 疫学実習:課題に対する到達度(個人別)
どう学ぶか
すべての実習に対して、積極的に取組む。テーマ研究ではグループ内で協力し合い、担当の教員と密に連絡をとりながら作業を進める。