
先端癌治療研究センターは、今年で設立以来11年を経過しました。これまで数多くの業績が築き上げられており、2003年には文部科学省21世紀COEプログラム(国内で優れた30施設のみが選ばれ、重点的研究助成が得られる)に採択されるという快挙が成し遂げられました。その後も諸先生方のご活躍により着実に研究成果を積み重ねることで、最先端の研究施設としてゆるぎないものとなっています。そんな状況の中、昨年度から当センター所長に我々消化器内科の佐田通夫教授が就任され、今後ますます発展していくのではと期待しております。
当センターは3部門に分かれており、上野隆登教授を中心として、消化器内科医局員が兼務している「肝癌部門」、ペプチドワクチンのトランスレーショナルリサーチなどを行っている「癌ワクチン部門」、外科学・整形外科学・産婦人科が参画している「分子標的部門」で構成されています。その中で、我々の「肝癌部門」は、肝臓グループおよび消化管・炎症性腸疾患グループなどを中心に多くの先生方が研究を行っています。このセンターで多くの若い先生方による自分の"夢"に向けた画期的研究が遂行されんことを大いに願っております。

