学生・研修医の方へ

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助教 深堀 光緒子

研修医2年目の秋まで久留米大学の医局に入局するとは全く考えもしていませんでしたが、ご縁がありこちらでお世話になっています。早いものでもう7年経ちました。

入局した当時をつい最近のように感じます。毎日充実した日々を過ごしているからでしょうか…。
他大学出身の私が、不慣れな環境で全く知らない病院に就職することは非常にストレスを感じることで、初めは不安以外ありませんでした。しかし、医局の雰囲気、先生方の分け隔てなく誰にでも自分の持っているものを教えようとしてくれる姿勢のおかげで、当初の心配など全くする必要がありませんでした。(これはホントに助かりました…)

耳鼻咽喉科は外科系であり、手術が必ず付きまといますし、大学病院では癌を含め重症な患者さんの治療に当たることも多く、体力的・精神的にきついこともしばしばあります。それは何科であっても医師になった以上は同じですが、仕事をするにあたって“やり甲斐”を感じながらできるという事がとても大事だと思います。

家業もあり耳鼻咽喉科を選択することはほぼ決めていましたが、耳鼻咽喉科を選択して良かったと思えるのは、専門性が高いということです。このことは“やり甲斐”に直結します。耳鼻咽喉科で扱う頭頸部領域は、生きていくうえで非常に重要な感覚や機能を多く有し、それらを治せるのは耳鼻咽喉科医しかいません。手術が苦手…、将来結婚して子供がいたら無理かも…と思われる方もおられると思います。

女性目線で当科の良いところを考えると、上司が優しい(これもホント)以外に、個々の働き方(仕事に対する考え方)に柔軟に対応したポジションで働くことができるという点でしょうか。仕事、家庭どちらも両立させることは無理と思われがちですが、当科の女性先輩方をみると納得します。もちろん、バリバリ手術も外来診療もしたい!という人も思う存分やれますので安心してください。各専門領域のスタッフがいますのでしっかり指導致します。

将来、何科になろうかと考えておられる方、少しでも耳鼻咽喉科に興味がある方がおられましたらいつでも医局にご連絡頂ければと思います。

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