久留米大学医学部耳鼻咽喉科学講座は、昭和3年に久留米市立病院を母体にして九州医学専門学校付属病院が誕生した際に開講しました。私学としては日本でも歴史と伝統に育まれた耳鼻咽喉科学講座です。平成20年には開学80周年を迎え、翌年には新病棟(病院本館)を開院しました。
歴代の主任教授は日本耳鼻咽喉科学会や日本気管食道科学会など国内外の数々の分野で活躍してきました。 特に、喉頭科学や頭頸部外科学では日本の耳鼻咽喉科をリードしてきました。臨床や研究における蓄積が、現在の教室の基本として流れています。そのため、外国からの医師・研究者の研修希望も多く、常時それらの海外研究者を受け入れている、開かれた講座です。
平成26年4月1日より梅野博仁教授を迎え、今後臨床に研修に、益々研鑽を積んでいく所存であります。

久留米大学病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科の病床数は49床で、耳鼻咽喉科・頭頸部外科全般にわたる患者が入院・加療を受けています。病院内には集学治療センターや緩和ケアセンターがあり、頭頸部癌患者の集学的治療が可能です。また、平成26年にはサージカルICUも新設され、さらなる充実した診療が可能となりました。

教室の同門会(櫨葉会)の会員は250名に達します。
栗田茂二朗会長のもとに、九州一円に団結を誇りつつ教室とともに新しい発展を遂げつつあります。歴史の宝庫が散在する耳納連山や有明海にはさまれ、緑豊かな筑後平野の中にあって、 満々と水をたたえる筑後川の畔に在る久留米大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座へ是非お立ち寄り下さい。
栗田茂二朗会長のもとに、九州一円に団結を誇りつつ教室とともに新しい発展を遂げつつあります。歴史の宝庫が散在する耳納連山や有明海にはさまれ、緑豊かな筑後平野の中にあって、 満々と水をたたえる筑後川の畔に在る久留米大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座へ是非お立ち寄り下さい。
- 年度
- 歴代
- 主任教授
- 昭和3年 ~昭和8年
- 初代
- 窪田 主一
- 昭和8年 ~昭和10年
- 第2代
- 吉田 治良
- 昭和10年~昭和11年
- 第3代
- 藤田 辰男
- 昭和11年~昭和21年
- 第4代
- 長尾 四郎
- 昭和21年~昭和32年
- 第5代
- 河田 政一
- 昭和32年~昭和35年
- 第6代
- 岩本 彦之焏
- 昭和35年~昭和45年
- 第7代
- 廣戸 幾一郎
- 昭和46年 ~平成8年
- 第8代
- 平野 実
- 平成9年 ~平成26年
- 第9代
- 中島 格
- 平成26年~
- 第10代
- 梅野 博仁