
当グループは肺、縦隔、胸膜、胸壁などの呼吸器疾患の臨床、研究、教育の3つの柱として活動しております。近年のPET、CTなど画像診断技術の発展は早期肺癌の検出率を高め、更には手術方法も医療機器の発展とあいまって胸腔鏡手術、区域切除、部分切除など進化をしています。一方、高齢者や重症基礎疾患を有した症例の手術も増加し、補助人工心肺を併用した気道インターベンションも可能となり、現代の呼吸器外科医には、より専門的で高度な知識と周術期管理が要求されるようになってきています。当グループは、症例に応じた適切な治療(個別)ができるように努めており、また同時にEBM(Evidenced-based Medcine)に基づいた診療体系(クリニカルパス)の導入を実践することで、患者様にやさしい医療をめざし、在院日数の短縮、治療の標準化、および効率化にも努めており,一定の評価を得ております。
研究面でも、さまざまな臨床研究をはじめ、研究室では病理学、生化学、分子生物学的手法を用い、肺傷害や胸膜癒着療法の科学的解析をはじめ、癌抑制におけるサイトカインの究明など幅広く臨床に即した基礎実験を行い、成果を収めています。