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外科学主任教授 白水 和雄
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外科学講座主任教授の一人として、簡単にご挨拶を申し上げる。平成16年度から卒後臨床研修の必修化が始まったが、研修医にはプライマリケアーを重視した初期臨床研修を学んでいただきたいと思う。最近、外科医を志望する医師が少なく、外科医のアイデンティティが失われようとしている。一昔前までは、外科医は医師の中でも花形的な存在であったはずであるが、最近では3Kの代名詞のように思われ、外科医を敬遠する学生諸君が増加しているように思える。たしかに、外科医の仕事は楽だとは言えない。一人前に手術ができるようになるまでには、10数年の年月が必要であり、徒弟制度的なものも存在する。 何故なら、未熟な研修医が手術をすることで、良い医療を受ける患者さんの権利が侵害されてならないからである。私どもの外科学講座では、研修の必修化に伴い新しいカリキュラムを作成し、研修医が外科学の基礎的なプライマリケアーを学べるように、スタッフを充実させ教育体制を整えている。しかし、研修医自身もみずから積極的に研修を学ぶことが重要であり、また医師である前に社会人としての自覚も大切である。厳しい指導を受け、それに耐えてこそよい外科医になる資格がある。
一方、2年間の初期臨床研修が終了し、入局希望をした場合には外科の後期臨床研修を受けることになる。これまでのプライマリケアーの研修から一歩進んだ外科医としての臨床研修を積むことになる。外科学講座は旧一外科と旧二外科が統合され、心臓血管外科、消化器外科(食道、胃、大腸、肝・胆・膵)、呼吸器外科、乳腺・内分泌外科と外科のすべての分野を研修できるシステムが構築されている。すべての研修が終了すれば、専門分野に進み学位論文の研究をすることになる。久留米大学の外科学は全国に先駆けて時代を先取りした診療・研究・教育体制を構築しており、よき外科医を育てることが使命と考えている。

生年月日:昭和23年6月29日
専門分野:大腸(結腸、直腸、肛門)外科
履 歴:
昭和49年 3月 久留米大学医学部卒業
昭和49年 4月 久留米大学医学部助手
昭和55年 8月 久留米大学医学部病理学助手
昭和59年12月 久留米大学医学部外科学第一講座助手
昭和60年 6月 医学博士学位授与
平成 3年 4月 久留米大学医学部外科学第一講座講師
平成 7年 8月 久留米大学医学部外科学第一講座教授
平成 9年 4月 久留米大学医学部外科学講座教授
現在に至る
主な所属学会、資格及び役職:
日本消化器外科学会、指導医、評議員、理事
日本外科学会認定医、指導医、評議員
日本大腸肛門病学会専門医、指導医、評議員、理事
日本消化器病学会認定医
日本腹部救急医学会評議員
日本胃癌学会評議員
日本静脈経腸栄養学会評議員
国際外科学会日本部会(ICS)理事
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