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当研究室では、ドーパミンを中心とした中枢神経伝達、神経再生、薬物依存に関する研究および、マイクロダイアリシスを用いた中枢神経ネットワーク解析を行っています。


What's new
2023/10/17
炎症性腸疾患モデルにおける炎症と併発する不安・うつ様行動を抑制する抗炎症薬を発見し、その研究成果が Brain, Behavior, and Immunityに掲載されました。
久留米大学HP Topics/研究で紹介されました。
全身炎症に併発する不安・うつ様行動を抑制する抗炎症薬を発見


藤田医科大学、スタンフォード大学との、マウスの前脳特異的カルシニューリン欠損により引き起こされる未成熟歯状回の誘導とドパミンシグナルの亢進に関する共同研究が Mol Brainに掲載されました。

DARPP-32/プロテインホスファターゼ 1 のRasgrp2を介した線条体ドパミンD1受容体シグナル伝達の制御に関する論文が Neurochem Intに掲載されました。

長崎大学、理化学研究所との、新生児期の前頭前野におけるSLITRK1を介したノルアドレナリン作動生神経投射の抑制に関する共同研究が Commun Biolに掲載されました。

ギプス固定により痛覚過敏を引き起こしたラットの側坐核ドパミン神経伝達調節の異常に関する論文が Front Pharmacolに掲載されました。

日本医科大学の小林克典准教授、東京理科大学の瀬木(西田)恵里教授らの研究グループとの共同研究により、海馬におけるノルアドレナリンはドパミンD1受容体を活性化することによって抗うつ薬の効果を増強することを発見し、その研究成果が Proc Natl Acad Sci USAに掲載されました。
久留米大学HP Topics/研究で紹介されました。
抗うつ薬の効果を高める分子スイッチを発見

2021/10/09
「コカイン関連キューへの暴露時における前頭前皮質と側坐核での異なるドパミンの役割」に関する論文がInt J Neuropsychopharmacolに掲載されました。

2021/07/28
「線条体における領域特異的なドパミンD1受容体シグナルの制御」に関する論文がJ Neurosciに掲載されました。

2019/03/29
eNeuroに掲載されたp11の論文が、Research HighlightとしてeNeuro web-siteで紹介されました。

大阪大学蛋白質研究所高次脳機能学研究室の疋田貴俊教授らの研究グループとの「遺伝子-環境相互作用がコカインへの感作に及ぼす影響」に関する共同研究がNeurosci Resに掲載されました。

2018/12/24
「抗うつ薬作用発現における海馬歯状回ドパミンD1受容体の役割」に関する
論文がMolecular Psychiatryに掲載されました。

2018/11/22
「報酬刺激へのドパミン応答における側坐核コリン作動性介在神経に発現する
p11の重要性」に関する論文がeNeuroに掲載されました。

Visual Abstract


山梨大学医学部生化学講座第一教室の大塚稔久教授、萩原明講師らの研究グループ
と久留米大学医学部解剖学講座、独マックスプランク研究所、新潟大学・脳研究所
との「網膜視細胞の神経伝達部位の構築と維持におけるCAST/ELKSの役割」
に関する共同研究がJ Cell Biolに掲載されました。

熊本大学大学院生命科学研究部形態構築学分野の福田孝一教授、宮本雄太助教らの
研究グループとの「ストリオゾームに基づくマウス線条体マップ」に関する共同研究
がBrain Struct Functに掲載されました。

熊本大学大学院生命科学研究部形態構築学分野の福田孝一教授、重松直樹助教らの
研究グループとの「異なるサブタイプのパルブアルブミン陽性介在神経を相互接続
するギャップ結合」に関する共同研究がCereb Cortexに掲載されました。

2017/07/07
業績を更新しました。

2017/06/28
業績を更新しました。
脳科学辞典に項目「DARPP-32」が掲載されました。
メンバーを更新しました。

2015/05/18
テキサス大学南西医療センター James Bibb研究室との「ERKによるリン酸化
を介したMEK1の制御」に関する共同研究がJ Biol Chemに掲載されました。

「コカインにより誘発されるΔFosBとPSMC5の相互作用」に関する論文がPLoS
Oneに掲載されました。

フランス国立科学研究センター Emmanuel Valjent研究室との「線条体におけ
るリボソームタンパク質S6(rpS6)の機能調節」に関する共同研究が
J Neurosciに掲載されました。

「PKAによるリン酸化を介した代謝型グルタミン酸受容体mGluR5の機能調
節」に関する論文がJ Neurochemに掲載されました。

「ストレスと依存性薬物に対する反応におけるΔFosBのN末端ドメインの役
割」に関する論文がNeuroscienceに掲載されました。

「高血圧自然発症ラット(SHR)のADHDモデルとしての有用性の検討」に関す
る論文がBehav Brain Resに掲載されました。

テキサス大学南西医療センター James Bibb研究室との「Cdk5によるNMDA受
容体NR2Bサブユニットの機能調節を介した記憶の強化」に関する共同研究が
Neuronに掲載されました

大学院生(修士・博士課程)募集!!
神経伝達(特にドーパミン)、薬物依存、神経再生、神経ネットワークに興味のある方を募集しています。
やる気のある方、待ってます。
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nishia@med.kurume-u.ac.jp