国内有数の感染症看護専門看護師養成課程

TEL:0942-31-7528

教授ご挨拶

久留米大学大学院医学研究科                       
「感染症看護分野」統括責任者
(医学部看護学科 教授)

崎浜 智子

Tomoko Sakihama

久留米大学大学院医学研究科「感染症看護分野」は、三橋睦子先生が初代教授に就任され、2009年度に修士課程、2016年度に博士課程が開設されました。2023年3月現在、修士課程25名、博士課程5名の履修生と、日本看護協会の感染症看護専門看護師(CNS)認定資格審査に16名が合格しております(全国登録者数100名)。                       

私は2023年4月1日付けで第2代の教授職を拝命いたしました。
私自身も、2010年4月からの2年間、当感染症看護専門看護師(CNS)養成課程に在籍し、三橋睦子教授をはじめとする多くの先生方から教育を受けた修士修了生第一号です。感染症看護CNS資格習得後は、高度看護実践と、専門分野の学術研究において絶えず研鑽を重ねてきました。COVID-19のパンデミックの際には、厚生労働大臣の命を受け、クラスター対策班での活動も経験しました。

今後、感染管理・感染看護学の専門性を持つ看護師の必要性は高まるばかりです。病院内にとどまらず、地域においても「多施設・多職種連携」を視野に、感染予防・管理、感染症看護の実践場面で活躍できる高度実践看護能力の備わった専門職や、感染管理・感染看護学を専門領域とする教育者、看護疫学・統計学の専門家、国際共同研究に参画できる臨床研究者などの人財育成を目指しています。