久留米大学 先端癌治療研究センター

最終目標は「実際のがん医療、がん患者に役立つこと」

 北部九州はがんの罹患率・死亡率が高く、地域社会の高齢化に伴い今後ますますがん人口は増加することが予想されている。

 このような状況下、久留米大学では「がん」を全学的最重要課題として取り上げ、地域と一体となって「がん征圧」に向け臨床と研究の両面から取り組んでおり、先端癌治療研究センターはその研究の中核となっています。

 平成8年、文部省(現文部科学省)が私立大学における先端的な学術研究基盤を強化する目的で開始した「私立大学ハイテクリサーチセンター整備事業」に採択され、当センターが設立されました。現在、がんワクチン分子、肝癌、分子標的の3部門から構成されています。当センターでは開設以来、がんに対する革新的治療法・医薬品の開発研究を行ってまいりました。

 設立当初からの使命である「がん征圧を目指した革新的治療法開発」のための研究を推進し、得られた研究成果を一日も早く患者さんのもとに届けられるよう今後も取り組んでまいります。

最終目標は「実際のがん医療、がん患者に役立つこと」

先端癌治療研究センターの主な研究部門

がんワクチン部門

前がん病変も含めたがんに特化した免疫学的な発生機序から臨床応用までを広く網羅した研究を進めています。特に大腸や肺などの粘膜免疫にかかわる臓器における継続した慢性炎症からの上皮異形成と、それに引き続く癌化に焦点をあてた研究を推進しています。そのほか腫瘍微小環境の改善を応用した次世代癌免疫療法などの基礎研究も実施しています。

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肝癌部門

肝がん細胞におけるWntシグナルや肝がん微小環境(とくに肝がん特異的内皮細胞)に関する研究をおこなっています。また、独自開発した肝がん治療法「New FP」を、急速に進化する肝がん治療にどのように融合させていくかも研究しています。肝再生についても、基礎と臨床両面で精力的に研究しています。

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分子標的部門

分子標的部門は9講座で構成され、疾患横断的に分子標的治療を含む新しいがん治療の開発と疾患に対する最適化医療の開発を行っています。現在、様々な癌腫に対して多方面から癌治療に直結する因子の同定や腫瘍免疫環境に関する検討を行っています。

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