平成30年7月1日現在
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脊椎手術は慢性疾患を中心に、年間500例を超えています。 当教室でいち早く導入した化膿性脊椎炎の経皮的病巣掻爬ドレナージ術は、追試が多く行われ、一般的な治療法となってきています。患者様の高齢化や疾患構成に対応し、成人脊柱変形に対する矯正固定術や低侵襲治療(経皮的後弯形成術、経皮的脊椎固定術、内視鏡下椎間板ヘルニア摘出術など)も施行しています。 |
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ドクターヘリが待機する3次救命救急センターを担当し、重症の救急多発外傷症例や切断症例を多く治療しています。とくに骨盤骨折は日本でも有数の手術症例数と治療実績を持ち、最新の技術を持って治療に当たっています。 |
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骨や軟骨にできる腫瘍(骨腫瘍)や、筋肉・脂肪・神経などの軟部組織にできる腫瘍(軟部腫瘍)の加療をしています。骨軟部腫瘍の診断は診察、画像検査、病理組織検査などによって行います。特に悪性腫瘍に対しては、手術は患肢温存術を基本とし、化学療法は小児科やがん集学治療センター、放射線療法は放射線科と連携して治療を行っています。また、最近は転移性骨腫瘍に対しても積極的に手術をしています。研究面では、主に骨軟部腫瘍の臨床病理学的な検討に取り組んでいます。 |
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大学病院は志波直人(リハビリテーションセンター長、教授)、松瀬博夫(部長、准教授)、橋田竜騎(助教)、岩永壮平(助教)、篠崎夏子(助教、非常勤)が勤務しています。急性期として1025床と救命センターがあり、主に周術期やがん治療の急性期リハビリテーションを行っています。医療センターでは、リハビリテーション科として名護健(科長、講師)、野山めぐみ(助教)、大本将之(助教)、原光司(助教)、荻野美佐(助教、非常勤)、柳東次郎(講師、非常勤)が勤務しています。300床の内50床の回復期病棟と40床の地域包括ケア病床があり、主に運動器疾患の患者を中心に診療を行っています。 |
股関節、膝関節、足関節、前足部、肩関節、肘関節、手指関節などの変形性関節症やリウマチ性関節炎の手術治療を行なっています。患者への侵襲をできるだけ少なくするように、小切開人工股関節置換術や表面置換型人工股関節手術を行なっています。 多関節に障害がある患者では、患者の肉体的および経済的負担を少なくするため、可能であれば同時に2関節手術を行ないます。手術の合併症を避けるために様々な自己血輸血の技術を駆使しています。 |
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変形性股関節症に対する人工股関節置換 術をはじめ、臼蓋形成不全股関節に対する関節温存手術ではChiari骨盤骨切術を中心に行っています。この適応もさまざまな工夫を加え進行期・末期にいたるまで良好な成績が得られています。最近ではChiariセミナーを開催し、関節温存手術としての有用性を全国に啓蒙しています。 |
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【膝関節外科】 【スポーツ整形外科】 |
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【対象疾患】 【治療】 腱板断裂の病態・治療に関する基礎研究にも大学院を指導しながら積極的に活動しております。 |
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リハビリテーションセンター(久留米大学医療センター リハビリテーション科)は 回復期病棟50床を有し運動器疾患を中心にリハビリテーション加療を行っております。 久留米大学病院(整形外科主任教授・リハビリセンター長 志波 直人、松瀬 博夫 准教授、 橋田 竜騎 助教)や近隣の急性期病院と連携を取り、術後や保存加療の患者に対しリハビリテーションが行えるように対応しております。さらに近年は脳卒中や脊髄疾患などによって生じた上下肢痙縮を認める患者に対しボツリヌス療法や施注後のリハビリテーションも行っています。また摂食・嚥下障害を認める患者に対し評価・検査(嚥下造影検査など)を行い、積極的にリハビリテーションを行っています。 |
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