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沿革

 久留米大学生理学講座統合自律機能部門は旧生理学第二講座として1955年に発足しました。初代教授は纐纈教三先生(元久留米大学学長)、第二代教授は赤須 崇先生(元久留米大学医学部長)で、2011年4月から、鷹野 誠が第三代の教授として着任いたしました。
本部門は伝統的に一般生理学および神経系の電気生理学で多くの実績を上げてきました。神経生理学の黎明期における纐纈先生のご活躍については、同門の久場健司先生(名古屋大学名誉教授)の記事(日本生理学雑誌69巻12号362-377頁)をぜひご一読下さい。わくどうし
 実験室には今でも纐纈先生の「 真実を教授するのは師に非ず書に非ず、それは実験動物である(惑童師)」 という額が架かっています。「惑童」は「わくどう」と読み、古い博多弁で「ガマガエル」のことです。これは古くから生理学の領域では実験動物として「カエル」を利用してきたことにちなんでいます。
 この額の意味するところは、「Study Nature, not Book」という格言と同じです。新しい技術が導入され研究対象が変わることがあっても、時代を超えて変わることのないSpiritとして、大切に守っていこうと思っています。

 

部門紹介

 本部門では、教室伝統の電気生理学にとどまらず、最新の分子生物学やイメージング技術を積極的に導入し、 イオンチャネルの生体内における機能を多角的に研究しています。

現在進行中の主なプロジェクト(2021/4/2 改訂)
※詳細は各研究者にお問い合わせ下さい。


<心臓・循環系>

 HCNチャネルとは膜電位の過分極と、細胞内cAMPによって活性化される陽イオンチャネルです。このチャネルは心臓の洞房結節で初めて発見されたため、ペースメーカーチャネルとも呼ばれています。HCNチャネルにはHCN1~4のサブタイプが存在し、そのうちHCN4は1999年に石井および鷹野によって初めて遺伝子クローニングされました。ほんらい自動能をもたない固有心筋にHCNチャネルが異所性に発現すると、不整脈をおこすと考えられています。我々は心不全における心室性不整脈や心房細動におけるHCNチャネルの病態生理学的機能の解明をめざしています。

HCN4発現部位を蛍ルシフェラーゼの化学発光により可視化したマウスの洞房結節 J Physiol, 596(5), 809, 2018

<神経系>

⇐クリックすると3Dモデルの全容が動画でご覧になれます
Nat Commun, 11(1), 2188, 2020
発光イメージングによるHCN4発現ニューロンの可視化
Molecular Brain, 12, 54, 2019

<その他>