公衆衛生学講座

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公衆衛生学とは

公衆衛生学

公衆衛生学の専門家は、救急救命の医師のように一刻を争う事態において非常に重要な役割を果たす医師や慢性疾患を中心に地域住民のプライマリケアを行う医師のように、一般的な医師のイメージとは異なった役割を担当しています。具体的には、疾病そのものの発生の予防として回避可能な疾病の発生確率低減に貢献することです。このため、公衆衛生学は個人よりも集団を対象とする方法論を用いる点で臨床医学とも基礎医学とも異なる性質を持っています。また、医師法第一条には… 「医師は、医療及び保健指導を掌ることによって公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。」 とあることなど、公衆衛生に関する多くの事項が法律によって定義される点に特徴があります。そのため、保健所を筆頭に市区町村・都道府県・国などの行政機構や都道府県国民健康保険団体連合会・後期高齢者医療制度広域連合などの関連団体と連携し、病院や診療所を離れた一般社会の中でも活動を行っています。

公衆衛生学講座について

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