入局後の概要
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耳鼻咽喉科・頭頸部外科学は聴覚、平衡覚、味覚、臭覚などの感覚器官と発声、嚥下、構音、顔面表情などの運動器官を取り扱います。
疾患では感染症、アレルギー、神経疾患、腫瘍、外傷など多種多様であり、その疾患部位も頭蓋底から頸部へと重要な感覚器を含んだ広範囲にわたります。
また、その症例数は年間 1200例を超え、各領域の専門医が直接指導を行う体制をとっており、豊富な臨床経験を基に各領域のスペシャリストを目指すことが可能です。研究面でも臨床に即したテーマを基礎系講座と連携を持ち進めていくことが可能です。
研修実施施設は久留米大学病院を拠点とし、複数の関連施設(必要に応じて外部のプログラム参加施設)において研修を行います。
病棟においては多岐にわたる疾患の患者を受け持ち、主要疾患に関する診療技術と知識を習得します。それぞれの疾患に関して術前病態の把握、治療計画、術式選択、術後管理を指導医の元、研修を行います。更に指導医監督下において手術手技を研修し、初歩的手術から実技を経験していきます。その間、外来における検査、処置、治療法、救急医療について指導医のもとで研修します。
専門研修プログラムを希望される方へ
令和6年度以降の応募期間、選考方法、応募書類については医局までお問合せ下さい。
【お問い合わせ先】
otolaryngology@kurume-u.ac.jp(医局⻑:佐藤⽂彦)
⼊局後の⽬標
初期臨床研修で身につけた基礎的な臨床力の上に、手術・外来診療・病棟管理などを中心とした耳鼻咽喉科・頭頸部外科の研修を行い、専門医取得に必要な臨床力を身につけます。
入局5年目までに口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術、内視鏡下副鼻腔手術、喉頭微細手術、鼓室形成術、唾液腺手術、甲状腺手術、気管切開術などの基本的な手術の習得を目指します。また、大学病院や関連病院での基本的な外来診療の習得を目指します。
入局5年目で日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の専門医を取得し、以降も各専門分野に応じた専門医(頭頸部外科学会専門医、気管食道科学会専門医、睡眠学会専門医)や指導医を取得できます。
当講座では臨床のみならず、大学院進学による学位取得、留学なども積極的に推奨しています。
週間スケジュール
月 | 8:45 入院・退院患者診察 |
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火 |
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水 | 8:45 入院・退院患者診察 |
木 |
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金 |
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手術日:月・水・木・金(全身麻酔)、火(局所麻酔)